「英雄たちの選択 毛利元就 厳島合戦」 感想

2014年07月17日

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 本日20:00~BSプレミアムにて、「戦国を変えた情報ネットワーク 毛利元就 厳島合戦」が放送されました。最近毛利家にくびったけで、尚且つ厳島合戦が好きなもので、どうにかこうにか見ようと思い、なんとか見ることができました。
 自分用のメモを兼ねて綴ったので、プレミアムが見られない方や見はぐった方のために少しでも役立てば嬉しいなと思い記事にしています。何分、ド素人が書いている記事ですので、誤り等ございましたら、お気軽にお知らせ下さい。

 さて、追記前に番組とは関係なく自分用の復習も込めて簡単に厳島合戦の流れを書き記そうと思います。

 『厳島合戦』
 弘治元年10月1日に行われた毛利元就と陶晴賢の間で行われた合戦。毛利側が約4000に対し、陶晴側が約2万~3万という戦力差のある中、毛利側が勝利を収める。

 毛利側の主な武将と年齢(あくまで目安です)は、毛利元就(59)、毛利隆元(32)、吉川元春(26)、小早川隆景(23)

 大体の流れ…
 《弘治元年9月20日》
 陶軍が約2万の軍を厳島の大元浦に送り宮尾城を攻撃する構えをとる。

 《9月24日》
 佐東銀山城に待機していた元就が行動を開始。第1軍の陸上戦の主力は元就、隆元と吉川元春などの部隊。
 第2軍は小早川隆景率いる水軍。

 《9月30日》
 廿日市市に集まった毛利側が夜に嵐の中、一部反対を押し切って出撃。20時頃に第1軍が厳島包ヶ浦に上陸完了。ここから陶軍の背後から急襲すべく動く。
 第2軍である隆景の水軍は村上水軍等の協力を得て海上から奇襲する手筈を整える。

 《10月1日》
 未明に攻撃をしかける。

 《10月3日》
 高安原で陶晴賢が自害。4日に首が発見されたと言われる。

 《10月5日》
 桜尾城にて元就、隆元・元春・隆景率いて首実検を行い、埋葬。

 ここに辿り着くまでの厳島へのおびき寄せなども面白いのですが、あくまで合戦をピックアップして書いてみました。

 以下は番組の感想です。ネタバレなので追記に。



 ※追記。なんとナレーションの方が元春役だった方というのを教えて頂きました! そう思って耳を澄ませばより一層面白そうですね。

 舞台は年間400万人が訪れる観光スポットである厳島神社ですが、まずは元就の過去から紐解いていくことになりました。
 厳島合戦で毛利家は大躍進したわけですが、合戦前は独立さえできていない、安芸と備後のみをというものでした。
 三人の息子たちがよくよく画面に映りますが、隆元だけは白黒なので目立ちますね!!

毛利元就の幼少期~

 1497年に毛利家の次男として誕生。
 郡山城はわずか30メートル四方が本丸という当時他と比べても小さいものでした。
 当時は大内氏と尼子氏が覇権争いをしていたというところです。

 そんな元就は家族運が悪いと…
 5歳で母、10歳で父、その上土地は家臣に奪われ(自分の補足ですが、1550年7月に誅殺した井上氏ですかね?)、20歳で兄を亡くし、兄の子も亡くなり…ということで、大内氏に従うことを選びました。

 1537年、長男隆元を大内氏への人質に
 のちに隆元の妻となる義隆の養女のものとされる鏡が発掘されており、それが映しだされておりました。
 人質を言っても、手厚い待遇受けていた隆元ですしね…!!

 しかしながら大内氏と、ということで尼子の反発を買います。

 1540年 尼子が3万の兵で攻めこむも、3000ほどで受ける元就。通常はこういう状態であれば籠城を取るものの、戦うことを決め、左右からの別働隊を率い攻め続け、戦力は下回っているものの大内の援軍が来る3ヶ月互角に戦っていることに。
 この時の援軍が陶晴賢であり、恐らく陶はこの時に元就を認めていたのではないかと、言われているようですね。

 ここからは養子作戦の話題になりました。
 元春を鬼吉川とも呼ばれる吉川家へ。隆景を水軍のある小早川家に入れ、山陰と瀬戸内海の関係を強固にしようというお話でした。
 雪合戦の話で元春を陸上戦に強い吉川、策を使ってという隆景を水軍のある小早川家にと考えた話があるとかどこかで見たような気がするのですがどうなのか…

大内の内紛

 当時の山口は西の京都と言われるほどに華やかであり、義隆が政治を顧みなくなることで不満が湧き上がったと。
 義隆と京の関わりが深いものとして、当時京都では手びねりの皿を使っていたようですが、義隆もそれを真似ていたとされる皿(土師器の皿)が見つかっているようですね。将軍をもてなした料理の様子が映っておりましたが、凄かったです。

 というわけで、文化に力を入れ過ぎて家中に不満が湧き起こり、その筆頭が陶晴賢だったと。
 1551年には謀反し、義隆を切腹に追い込みます。
 この時の謀反には元就も協力し(毛利家を守るため)、お陰で新たな領地をもらえたと。元就と隆元の名前がよく一緒に出るのでついニンマリと。

 しかしながらここで野坂文書の登場です。
 棚守房顕が陶の本心(表面的には良好であるが元就の滅亡を望むこと)の情報を入手し元就へと送ったようですね。ここからが益々面白くなるところで。

元就の苦悩

 陶が吉見(大内に従う武将)攻めをすることになり、元就にも参加するように言います。これが悩ませるものになると。

・妥協策
 既に決定的な戦力差(相手は5ヶ国、毛利側は2カ国)があり、更に今現在も大内の権威が背景にあるからこその束ねに辺り、最後まで皆がついてきてくれるかという不安要素が大きい為のもの

・強硬策
 隆元きたーーー!! と、見ていて思わずなりましたよ!! この番組ではそうでもないですが、手紙を見ているとネガティブな面が強く見えてくるお兄さん隆元ですが、父元就に父上を捕まえるための罠だからこそ戦う!! と。
 そのために弟二人に協力を願う文を出しておりました。画面では隆景にあてたものが出されておりましたね! 三人で父上に訴えようと。
 特に当時隆元は毛利家の当主ですので、意見は尊重というのも元就にもあり、だからこそ陶を手を切るべきという主張は…とありましたが、気がかりだったのは尼子のようです。
 陶と尼子を同時に相手にしなければならない可能性、そしてそうなれば毛利家は滅亡してしまうというのが不安材料だったようですね。そこを戦いましょう言う隆元、いいですね!!!
 今回の番組は隆元が美味しいのではないでしょうかね。

・大胆策
 大内に従い、当主義長を味方にすればいいのではないかというものです。
 義長は陶の傀儡ではないのか? と思われることも多いようですが、当時の大内の意思決定は当主を家臣の話し合いで決めていたというのがあり、そうではなかったのではないかというお話が聞けました。

厳島合戦へ

 ここからが面白いところですが、さくさく進んでおりましたね。
 さて、陶の方から動き出しまして、安芸の武将たちに陶に協力するようにというものを出していますが、ここからが元就のターンでしょうか。

 1554年、元就は陶側の城を1日で4つ落とします。
 決断を陶に知られないように、味方ですら、5月11日の前夜に分かるように、味方ですらギリギリまで黙っていたと!
 画面では平賀家文書が映しだされておりました。(陶と戦う覚悟が出来た、味方についてもらいたいという内容)
 そしてその日の内に、安芸で覇権を取るにはまず注目せねばという宮島を占領。

 この時点で番組残り15分!? となりました(笑)

 さて、毛利は宮尾城に数百で、陶1万の相手をしましたが陶側は毛利を落とせなかったと。
 弘中隆包の文が映しだされておりましたが、我々は船がないから毛利の援軍を防ぐことができない、どうしようもないというような内容でした。
 ここで元就の策略として、陶の味方の水軍に寝返りを勧めていた可能性があると文書がまたまた映しだされておりました。たくさんの文書が画面で拝めるのはやはり嬉しいですね!

 そしていよいよ1555年の厳島合戦となりますが、ここで牝鹿が毛利軍を~なあの部分は、棚守房顕が元就に提案したのでは? というお話が出ておりました。以前にもそこから宮島は攻撃を受けたので、予めそれを元就に伝えていたのではないか、それでいて知っている可能性が高いのではないかというお話が聞けました。
 さて、夜明けと共に隆元と元春は陸を、海からは隆景の水軍がということで見事勝利を飾ると。息子たちと乗り越えた勝利でしたね。

 そういえば、ここで厳島合戦は西の桶狭間と言われているという話題が出ましたが、桶狭間が東の厳島なのではないかというのがあり、なるほどな~と。

 最後には傘連判状もしっかりと映しだされましたねぇ。何度も映るので、とても嬉しかったです。

 さて、こんな感じの番組だったわけですが、思わず笑った例え話として、三人の息子たちがラジコンのようによく言うことを聞くというのが(笑)
 これは元就が奥さんと仲がよかったからではないかというお話も出ておりましたね。愛妻家ですもんねぇ。息子三人もそうですが。



 というような感じの番組でした。
 色々な文書が拝めたのは大変嬉しく、また息子三人の中で一番名前が出たのが隆元だったので隆元好きさんにもまた嬉しい番組だったかと思います。わしの隆元おおおおで荒ぶれる感じで。
 そういえば村上水軍の話題がまったく出ませんでしたね。元就のお話なのでしょうがないのか、とも思いましたが、厳島合戦なので少々期待しておりましたが…!!
 いやはやあっという間の一時間でして、そこを! もう少し!! という部分もたくさんあって益々色々と楽しくなってきますね。知識がないので、また色々と読んだり見たりしたいなと思いました。
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コメント

  1. マリー | URL | 1JkepbtE

    拍手レスです。

    はちさん

    こんばんは! おお! ご覧になっておりましたか!? 自分もこれはなんとかして見ねばと躍起になっておりました(笑)

    なんと!!! 元春役をされていたのですか…! これはニヤニヤしますよ!!
    そういえば現在官兵衛(あまり血が出ないということでオンデマンド等で見ております)に出演されている隆景役の鶴見さんは、以前別の大河では光秀役だったのですね~。ネット上で3年ぶり何回目の謀反というの一覧を見てちょっと笑ってしまいました。

    強硬策辺りの三兄弟本当に燃えました!!!!
    ああああ、隆元が隆元があああ! と。
    自分も無双キャラで想像しまして、ああ、元春も脱いで加勢しているに違いないとか妄想が(笑)あとナレーションやる妄想もこれから弾みそうです、元春。

    今回は本当に隆元美味しかったですね!
    褒められておりましたし、認められておりますし、見る前は息子三人、やはり両川の存在が強いかな? と思っていたらの隆元ラッシュだった気が…とても、嬉しいです!

    なるほど、あの番組はやはりトークメインなのですね~。
    しかしながら色々な立場の方から見たお話は大変興味深く、3時間スペシャルでいいのにと本気で思いました!
    三兄弟の部分よかったです本当に! 文書等でも隆元の目立ちっぷりに感涙というか!!

    そしてそしてトロフィーおめでとうございます!!!
    達成感ありますよねぇ。しかもどうしても最後の方は作業感溢れるので…本当におめでとうございます!
    早く猛将伝出て、その上元春か隆元がPC化に…と常々思っております。

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