Music 4Gamer #3「文豪とアルケミスト」オーケストラコンサート感想

2018年08月20日

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 Music 4Gamer 様
 https://www.4gamer.net/music/

 2018年8月19日にサントリーホールで文豪とアルケミストのオーケストラコンサートが開かれました。今年の1月にトッパンホールでピアノ独奏會が開かれ、本当に感動で胸いっぱいになり、また文アルのコンサートが聴けたらいいなぁ、オーケストラコンサートも聴いてみたいなぁ…と、思っていたらの現実ですよ! とんでもなく贅沢な2018年です。
 文アルの音楽はお馴染み坂本英城さんが手がけており、しかも全曲編曲に携わっているというこの貴重な機会。その上、開演前にはプレトークまでということで垂涎モノの演奏会になっております。
 今回ご一緒してくださったのは秋実さんです! いつもありがとうございます!!! 下記に感想記事のURLを繋いでありますので、是非ご覧になってくださいませ! 自分も書き終えたあとに拝読しておりますが、そうそうそうでしたよね~という余韻に浸って脳内でもう一度あの演奏会を…と、楽しめる感想です。

▼Music 4Gamer #3「文豪とアルケミスト」オーケストラコンサート

 日時:2018年8月19日 14時開演、18時開演(追加公演)
 会場:サントリーホール
 指揮:柴田真郁さん
 演奏:東京交響楽団、東響コーラス、松原まりさん(ソリスト)
 出演:小野坂昌也さん、小西克幸さん、野島健児さん
    谷口晃平さん、イシイジロウさん、坂本英城さん(プレトーク)


▼第一部

 1:文豪とアルケミスト
 2:憩
 3:和
 4:未知ノ路往く文士タレ
 5:焦眉ニ抗フ文士タレ
 6:開進止メヌ文士タレ

▼第二部

 7:館長ノ御題曲
 8:廻覧
 9:折衷食堂
 10:いざ征きめやも
 11:蝕ミニ抗フ文士タレ
 12:破綻スル齒車
 13:文豪とアルケミスト for Violin solo & Orchestra

 4Gamer女子部(仮)様:「『文豪とアルケミスト』オーケストラコンサート」は,“ここでしか聴けない”編曲に。作・編曲を担当した坂本英城氏に注目ポイントを聞く。演奏曲順も公開
 https://www.4gamer.net/games/355/G035572/20180806110/

 秋実さんのブログ:文豪とアルケミスト オーケストラコンサート
 http://akizane3.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

 ブログ内関連記事:文豪とアルケミスト ピアノ独奏會(昼公演)感想
 http://jory1999.blog55.fc2.com/blog-entry-2355.html


 とても楽しみにしていたコンサートの感想はただただ凄かったの一言でした。本当にチケット取れてよかったですし、生で聴けてよかったですし、今まで聴いてきたゲームやアニメ関連のコンサートで特に思い出に残っているものを自分の中で3つ挙げてくださいと言われたら真っ先にというくらいにとにかく極上の時間でした。
 開始数秒で泣きそうになって、本当に生きててよかった、文アルというあの世界観がここに今本当に存在しているというそんな感覚もあって不思議で心地よくて夢のような時間と空間でした。

 実はこちらのコンサートはCD化も決定しておりまして、この感動を再び、そして無限に聴き返せるというこんな幸せがあっていいの!? ということになっております。続報の詳細はノイジークロークさんか坂本英城さんのTwitterで今後出るようです。
 コンサートは基本的には一度きりでそれがよいという部分もあると思いますが、何度でも聴き返したいと思ったことがある方が多くいらっしゃると思います。自分もそうです。どれだけ感動してもどうしても記憶が薄れてしまうので、思い出したいのに思い出せないというあの辛さからの開放はありがたすぎます。
 今回制作決定にしてくださったノイジークローク様を始め、関係者の方々にただただファンとしては感謝の気持ちでいっぱいです。
 今回都合がつかず…という方にもそうでない方にも全力で心の底からおすすめするCDなので、今からダイレクトマーケティングばりに周囲の方々に勧めたいと思います。というかもう10枚くらい買って配ればよいのでは…? とも思い始めるくらいとにかくすんごく最高の演奏でした。自分自身としては今日もう発売して聴き返したい思いでいっぱいです。いつ頃発売になるのかそわそわしっぱなしです。



 以下、感想です。
 スマホの方はmoreの部分を押して頂くと、隠れてしまった部分が出てくるかもしれません。






 まず東響さんを聴くのもとても久しぶりです。今はどんな方が演奏されているのだろうというのも楽しみでしたし、柴田さんの指揮も初めてでして、どんなフルコースを味わえるのかと今にもよだれが…というところでした。そもそものコンサート自体が楽しみすぎて7月くらいからずっとそわそわしており、やっとやっと! と、朝から嬉しすぎて心臓が忙しない日でしたね。
 秋実さんとは現地で集合したのですが、ビール片手にすでに景気づけされているのがとても印象的でしたし、その勢いで自分もテンションが更に上がったのでした!!!
 会場前にはすでにたくさんのファンの方々がいらしており、文豪とアルケミストという作品というのもあってか着物や浴衣の方々も多く、とても目の保養でした。皆様それぞれ推しの色や世界観などをお洋服でも表現されていて、そんなところもこういった作品のコンサートなのだなぁと感じさせてくれます。

 そして、文アルといえばブックレットのデザインや紙質もこだわって…というイメージが強い作品ですので、今回もこだわりのパンフレットがとても楽しみでした。装丁もさることながら手触りのとてもいい紙に、それだけでもう嬉しくなれますね。その上、全曲解説付きという素晴らしすぎる中身ですよ!!! これを待っていた、こういうのを望んでいた!!! と、胸が熱くなりました。
 最近、ライナーノーツがないCDも多く寂しいなぁとなりがちなのですが、そんな寂しさは潜書して浄化してやりますというこのパンフレット。コンサートだけでも最高でしたが、更にこのパンフレットを拝読してもっともっと楽しめるそんなコンサートだったと思います。このパンフレットも宝物になりました。



プレトーク

 谷口晃平さん、イシイジロウさん、坂本英城さんのお馴染みの御三方が開演前にプレトークというファンサービスがありました。
 本当にオーケストラコンサートが実現するとはと、今までもお話していたことがこのような素晴らしいホールと楽団でと御三方揃ってとてもうれしそうにお話されているのが印象的でした。
 また、CD化の発表があって会場の盛り上がりは更にでしたね! まさかあるとは思わなかったので思い切り心の中でガッツポーズでした! 本当に嬉しいです。文アルは音楽展開も非常に恵まれていてただただありがたいです! 今後も色々なコンサートを期待してしまいますし、新曲も聴きたくなってしまいますね!

 実はこのコンサートは面白いご縁もあったようで、そのお話もありました。
 今回はトークと朗読で小林多喜二役の小西克幸さんもご出演されるのですが、小林多喜二氏の実弟の小林三吾氏が東京交響楽団のヴァイオリニストだったと。更に今回の演奏は東京交響楽団ということで、巡り巡ってこの文豪とアルケミストというタイトルのコンサートにぴったりな巡り合わせになったようです。素敵なご縁ですよね。

 プレトークではオーケストラ公演は初めてという方のためにもどこで拍手すればいいのかなども丁寧に教えて頂けるというとてもあたたかいコーナーでした。


文豪とアルケミスト

 開始3秒で泣きそうになったテーマ曲です。
 指揮を振り上げ、最初の1音目、そして何度も何度もゲームでも聴いているあの旋律が流れた瞬間涙腺にとどめを刺されました。オーケストラならではのそして東響さんの楽団の美しくも繊細で、でも芯はあってというその穏やかで力強いその音で一気に惹き込まれました。
 演奏会も幕開けですが、自分たちの今日の文豪とアルケミストという幕開けとも感じ、このホールからあの見慣れた図書館へ連れて行ってくれるそんな演奏でした。
 
 オーケストラアレンジなので原曲と異なる部分もまた楽しいですが、聴き馴染んだその楽器でのフレーズというのも生で拝聴できるのはやはりまったく感覚が異なりますね。
 曲が終わり、指揮が降ろされたあとに体が勝手に拍手をとなり、とにかくただただ本能的に凄いものをありがとうございますとなった1曲目でした。




 憩が演奏されるということでまずテンポがどうなるのだろうと楽しみにしていました。谷岡久美さんのピアノアレンジでのテンポで自分にとっての憩の新発見になったからです。
 今回は劇伴音樂集にも収録されているStrings ver.を基にされているようで、あのテンポという感じでしょうか。とにかくこの曲は原曲でも印象的なフルートのソロがとにかく美しすぎました。
 サントリーホールの響きは伺ったことのある方でしたら分かると思いますが、あの響きの空間を利用しての演奏は凄いとしか言いようがありません。フルートならではの温かみもあってでも金属の音もあってというあの音が最後の最後、消え入るまで染み渡るというものでした。
 また、クラリネットやオーボエなどの同じ木管楽器のソロも同じように素敵でした。
 揺蕩うような旋律を聴きながら思い思いに休んだりしている文豪たちの姿が目に浮かびます。ネコも寝ているかなと想像しては癒やされました。




 印象ががらりと変わった曲の1つです。
 前半は馴染みある原曲に近いものなのですが、後半の部分が驚きました。パンフレットにもサントリーホールの響きを楽しんでもらえるようにというアレンジにと書かれていたので、どういう感じなのだろうと思っていたらの驚きのアレンジでした。
 穏やかなこの曲ですが、こんなにも壮大なアレンジにもなれるのか! と、目から鱗でした。でも穏やかなんですよ。旋律は和なので、穏やかさは変わらないもののベクトルの違う穏やかになるのでとても面白かったです。
 絵で言えば急に文豪たちの絵のタッチが変わるみたいな感じで、こういう風にもなれるのか~と新感覚でした。CDで聴き直したらまた感想が変わるかもしれないので、待ち遠しい曲その1です。

 この曲の解説に”タメ”という部分があるのですが、自分が坂本さんの楽曲で好きな部分がまさにそういうところでして、オーケストラアレンジでもそのまま美しく再現という幸せいっぱいでした。好みもあるので一概には言えないですが、自分はど真ん中なのです。フレーズの切れ目、始まり、次への展開。


未知ノ路往く文士タレ

 文豪とアルケミストの中で1番好きな曲は? と、聞かれたら音の速さで「未知ノ路往く文士タレ」と答えたい、そんな大好きな曲です。音樂聴こうかな~と思うと高確率で延々とリピートして聴いている曲です。
 このコンサートが発表されたときに演奏曲目で挙がっており、何が何でもチケットを当てねばなるまいとなったのも今では懐かしい思い出です。

 そしてオーケストラ大編成アレンジも聴いた今で1つ思うことは、全体を通して1番アレンジが楽しめる曲でもあるということです。
 ベンヤミン・ヌスさんも大胆なピアノアレンジでしたし、今回のオーケストラアレンジも新たな未知ノ路で、1粒で3度美味しいになっている…! と、鼻息荒くなりました。未知ノ路往くというタイトルですし、アレンジもまさに未知数という、重ねるごとに色々な路が開けているタイトルにぴったりな曲でもあるのでは? と、勝手に思っております。

 この曲は爽やかさと疾走感もありつつ、でも青春のような爽やかさとは少し異なって、どこか耽美なところも感じさせつつ文豪たちが持つ知性や雰囲気、大人らしさそんな部分が感じられる旋律や和音が大好きなのです。
 それらの良さは残しつつも疾走感に振りを大きくというリズムパートに重心をおいたという風に感じられるアレンジで、ここまでのアレンジともまた違った世界でとても楽しかったです。
 パーカッションの方々に大注目する曲で、スネアドラムなどのリズムパートがこう目立つとこういう感覚にもなるのかというとにかく新鮮な部分でいっぱいでした。
 原曲で言うクラリネットやヴァイオリンが旋律を担当する少しゆったりするようなフレーズへの以降部分も疾走感は忘れずにという感じで、早く原曲版、ピアノ版、オケ版で未知ノ路プレイリスト作って延々と聴きたいという思いでいっぱいです。


焦眉ニ抗フ文士タレ

 この曲も大好きでして、始まった瞬間の盛り上がりにぶわっと湧き立つものがありました。かなり記憶に怪しいのですが、確かこの曲にもコンマスの方のソロがあったような気がするのです。あの歌うような旋律を美しく奏でるご様子、音色や歌い上げ方はもちろんですが、やはり奏者の方が演奏している姿と合わせて目と耳で堪能するのはより印象深くなりますね。
 それからこの曲は静かになる部分へと移行する部分が原曲もくっきりという感じがした記憶が。坂本さんの楽曲のらしさや良さはそのままに柴田さんの紡ぐ音楽というのを随所で感じられました。

 この曲の感想で毎回書いているのですが、やっぱりこの曲もタイトルとの抜群の相性が素晴らしいと思うのですよね。焦眉という単語と弦楽器で奏でられる旋律のこのぴったり感。


開進止メヌ文士タレ

 焦眉か開進どちらかあやふやなのですが確かどちらかにホルンのソロありましたよね…? ホルンのソロが印象的でしたねなんていうお話をしながら帰ったのですが、あ~ここでホルンのソロ! と、熱くなりました。
 そしてこの情熱に溢れる開進ですが、まさに圧巻の一言でした。ふわりと優しい音は心地よく流れていくのに対し、Tuttiでの音の圧の迫力の差が全身で感じられるのもオケの魅力ですよね。あれだけ大音量なのに決して不快にならずにむしろもっと聴かせて欲しいとなるのだから不思議だなぁと思います。

 そういえばこの曲でもアコーディオンが美味しい原曲ですが、今回は別の楽器ということで気をつけて聴いてみようと思っていたのですが、あまりにも自然すぎて逆に記憶にないという事態に…!(笑)
 やはりCD化したときにどこをどういう楽器がという変化があったのかという部分を重視しても聴かねばなと思うのでした。


朗読&トークコーナー

 休憩時間に、声優さん方はどういう格好でいらっしゃるかという話もしていたのですが、今回はオケということでホールにもぴったりなスーツ系でしたね。
 そして小野坂さんがご出演になっているので一体どんなトークコーナーに…!? と、どきどきだったのですが雰囲気に合わせてのご様子でありつつも笑いを取るというさすがという展開でございました。
 小野坂さんがまず諸葛亮ボイスで紹介を始め、小西さんもそれに乗り、野島さんが「え? 自分も?」というかのような形で全員諸葛亮ボイスで紹介を終えるという…! 小野坂さんは結局最後までそのままでしたね。

 そこでもう声優さん凄いなと思ったのは、サントリーホールの響きの良さで何を話しているのかが聞きとりにくいということが起きるのですが、そういうことがないと! 諸葛亮ボイスでも何を話しているのかが分かるというのがさすがプロの方々だなぁと非常に印象的でした。

 トークコーナーではそれぞれのキャラクタについてのお話もありましたが、一言で言うならば「カレーと蟹と父」でしょうか(笑)
 お好み焼きになったりカニ缶になったりと笑いで会場が賑やかにという部分もありながら、野島さんが語る萩原朔太郎という人物についての思いなど真面目な部分もあり、とてもおもしろいコーナーでした。

 朗読に関しては、生演奏付きで拝聴できるという凄い豪華なことになっており、それぞれの声優さんならではの朗読が楽しめるすごくよい時間でした。情景が目に浮かぶってこういうことなのか、と目を瞑ってもう一度聴きたくなってしまいます。
 朗読CDは購入していなかったのですが、とても興味が引かれましたし是非小西さんと小野坂さんのもと…!


館長ノ御題曲

 こちらの曲は原曲にもあるように合唱付きでして、実際に合唱が入るとどうなるのだろうと思っていたらの迫力にこれまた圧巻でした。
 座席が上手側だったので合唱の方々に近いというのもあるかもしれませんが、重低音の支える声にそれでもフレーズの切れ目にはふわりと会場に音が消えていくという生ならではの美しい音の堪能ががっつりできました。
 そういえば館長だけは単独で曲があるという感じの現在ですよね。凄い…! さすが館長。


廻覽

 オーケストラ編成版の中で特にお気に入りの2曲があったのですが、そのうちの1つが「廻覽」です。
 解説にも書かれておりますが、ベンヤミンさんのアレンジにインスピレーションを受けてということでまた新しい「廻覽」に出会えてとても嬉しかったです。ゲーム中でも長い時間耳にする曲ですが、こうなるのか! と、すごく新鮮ですし、今度はこのアレンジを聴きながら遊ぼうかなとも遊び方の幅も広がって楽しいです。
 問題はすごく良かった、もう一度聴きたいということしか覚えていないことなのですよね…! 詳細な感想がまったく思い出せず悔しいです。
 

折衷食堂

 オーケストラアレンジの曲の中で1番お気に入りになった曲が「折衷食堂」でした。
 坂本さんご自身がお気に入りの曲として挙げられており、それがとても伝わる感動のアレンジでした。宮本さんのジャジーなアレンジのピアノの「折衷食堂」も大好きですが、今回のオーケストラアレンジもまた更に格別ですね。
 どこがお気に入りかと聞かれれば基本は全部なのですが、まず冒頭の部分ですよ! 大胆なアレンジなのですがあの美しく美味しい料理が楽しめ、品のよい家具で作られているあの食堂に広がる世界がその瞬間から感じられるのです。指揮が振られると同時に、食堂への扉が開いて、「さぁどうぞ」というかのようなあの冒頭部分。今日は何を食べようか、好きな食べ物は注文できるのか、そんな様子が目に浮かぶようですし、メニューの代わりのような豪勢なさまざまな音たちでつくられていてとにかく贅沢でした。あれにしようか、これにしようかというのがそれぞれ別の楽器が担当する旋律のようでもあって、やっぱり紅茶が飲みたくなる曲です。
 柔らかでやさしい旋律はもちろんのこと、リズムの刻みもとても朗らかで好きです。そしてアレンジならではの後半部分もまたすごく良くて…。
 CDが買えた日にはまず1番最初にこの曲を聴きたいです。


いざ征きめやも

 これまたどの曲だったか失念してしまったのですが、複数の曲でオーボエとコールアングレのソロやユニゾンがべらぼうに印象に残っております。アンケートに楽団について~という項目もありましたが、真っ先に書いたのがそこです。本当に素晴らしかったですね…! 恐らくこの日のオーボエの方は某アンサンブルのあの方では…? と、思ったのですが違っていたら失礼なので伏せます。
 個人的に好きな楽器でもあってよく聴きに行ったというのもあるのですが、オーボエの中間音~高音が本当に本当に綺麗で、そこにさらにコールアングレならではの音色も加わって座席でここが地上の楽園か…という状態だったのです。心の中でスタンディングオベーションでした。素晴らしすぎる演奏をどうもありがとうございます!

 話を戻しまして…。伸びやかな旋律が耳に心地よいこの曲ですが、すでに感動で記憶が飛んでいて最初の旋律を担当した楽器はどれだったか…という状態になっているのが猛烈にもどかしいので、やはり明日にでもCD発売をって思ってしまいますね!

 色々な顔を覗かせる曲でもあったんだという発見があったこの曲ですがどこがどうでという詳細を書けないのでやはり明日にでも以下略。


プレトーク

 初めて文アルをプレイして戦闘が開始されたときにこの曲を聴いて、え? これ通常戦闘でいいの? ボス戦ではなくて? こんなに贅沢な感じでいいんですか!? と、鼻息荒かったのですがその後未知ノ路なども普通に使われているという最高の贅沢の限りを尽くした感じがあるので、今では普通に聴き慣れたという思い出があったりします。

 この曲は激しいリズムに掻き立てるような旋律にという部分が、戦闘の激しさや蝕まれぬようにという抗う様子などがすごく想像できて美しくも怖くも感じられるという風に感じる曲です。

 それからどの曲でもそういった部分があると思うのですが、この曲でもヴァイオリンの方々が一斉に弾かれるというのは見た目の迫力やリズムのわかりやすさというのもあって、より音楽が感じられやすいなぁと思っています。
 今、原曲を聴きながら書いているのですが弦でリズムをきっぱり弾かれる様子、流れるような部分は指揮もそういう動きで…という演奏会の映像が脳内を流れる贅沢ができるようになったのも嬉しいことの1つです。


破綻スル齒車

 大人気楽曲がいよいよですね!
 劇伴音樂集でのアレンジでも驚いたのですが、今度は更に大編成かつ生ですよ! 合唱の方も更に圧巻という形で、楽器の音色だけでもすごいのに、更に人の声が加わるとこんなにもすごくなるのかとただただ圧倒されます。
 原曲を初めて聴いた時は、怖さがある曲だという印象で、ゲーム中では繰り返し聴きますが、そうでないときは…だったのです。それが劇伴音樂集でのアレンジでイメージが変わって、こうしてオーケストラで聴いてまた更にイメージが変わりました。
 やっぱりこの曲は光も見える曲ですよね。倒せるという確信、そしてその先へというのが後半部分でますます感じられるなと思いました。

 あとは途中の繋ぎ部分の木管楽器の連符が生でもすごく印象的でした。あの独特の音回しが好きです。


文豪とアルケミスト for Violin solo & Orchestra

 ソリストは原曲でもお馴染みの松原まりさんです。ゲームタクトさんなどでもよくよく拝見・拝聴しております。今回は収録に使った楽器でということで、まさに再現ですよ!
 小野坂さんが「ベルベット」と、仰っておりましたが紅いベルベット生地のドレスがとても素敵でした! 舞台は華やかで見ているだけでも目の保養ですね。そんな美しいお姿と同じく美しい演奏で耳も保養でした。
 今回のソロでの旋律の演奏のされ方と書けばいいのでしょうか、もともとの奏で方でも好きでしたが更にど真ん中でして、脳内が「ああああああ」という感じでいっぱいでした。そういう表現方法があったとは! そしてそれがどストライクです!!! と、この思いをどうお伝えすればいいのかとい感じでしょうがないのですが、限られた拍とそして時間のなかにできるアレンジと言いますか、こうして表現するというのが本当にすごいですよね。
 他の曲でもソロを担当される方がいい意味で指揮とずれてタメを表現されたり、そこから生まれる緩急を利用されたりと、芸術的な表現方法にただただ聴き入るばかりでした。
 同じ旋律でも奏者の方によってまったく異なり、そういう機会にも恵まれるのが演奏会ですよね。ありがたすぎます。

 それからこの曲では劇伴音樂集のOrchestraアレンジで言いますと、4:06~のこの一連の流れの部分が死ぬほど大好きなのですが、そこをどうアレンジされるのか、その上生演奏でという奇跡的な機会に恵まれたのも嬉しかったです。


 その上、今回のプログラム順ですよ。
 文豪とアルケミストから始まって文豪とアルケミストで終わるというこの流れ。物語は始まって終わって、そしてまた始まるのですね。物語は綴り、綴られ。



 今回はアンコールがなしでしたが最後の最後までずっと鳴り止まない拍手が印象的でした。合唱の方が全員退出されたあとも明かりがついた後もしばらく続いてましたよね。自分も無我夢中で拍手していたのですが、本当に本当に本当に素晴らしい演奏会でした。途中で坂本さんもご登壇され、更に割れんばかりの拍手が会場を覆ったのも印象深いです。
 このような素晴らしい作曲・編曲をしたくださった坂本さんを始めノイジークロークさん、主催であるMusic 4Gamerさん、演奏してくださった東京交響楽団、さん、東響コーラスさん、松原さんにスタッフやキャストの方々携わったすべての方に心から感謝申し上げたいです。
 こんなにも素晴らしい演奏会に出会えて実際に見聴きできたことが本当に光栄です。また是非文アルの演奏会が開かれてほしいですし、Music 4Gamerさんのこれからの企画も楽しみで仕方がありません。




雑談…
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 なにか文アルにちなんだものを食べてモードを切り替えていこうと思いまして、見つけたのがこちらのくず餅プリンでした。芥川氏なども訪れていた船橋屋さんです。
 くず餅プリンとは…? だったのですが、中にくず餅が入っているわけではなく、同じ材料を使ったものです。プリンだけでも上品な甘さがやさしく、くず餅のようなあのもっちり感が楽しめるものですが、付属のきな粉と黒蜜をかければ極上品ですよ! あまりの美味しさに2つが一瞬で胃袋に消えました……恐ろしや…。コンサート当日も2つ食べてから向かったのですが、書いている今もまた食べたくてしょうがないプリンです。どんだけ食べるんだという感じですがそれくらいに美味しいのですよ! また買いたいです!
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コメント

  1. 秋実 | URL | sj93pB3o

    平成最後の夏に乾杯✨

    マリさん、昨日は一日、本当にお疲れ様&ありがとうございました(◍´ᗨ`◍)
    コンサートやるのか~とぼんやりしてたら先行終わってて、まぁいいか…と思ってたのですがwまさかお誘い頂けるとは…ありがたすぎて流石マリさん、献スタスキルに溢れまくりです…!!
    武器ゲージもぐいぐい上昇しますとも!!w
    リンクまで、ありがとうございます;
    自分の方にも、こちら書き終えましたらコメントと共に繋がせて頂きまする♪

    繰り返しになっちゃいますが、CD音源化はありがたすぎますな!!
    会場も『ヤッホオオオオイ!!』と、サントリーホールに相応しくない奇声をエキサイトして上げなかっただけ褒めていいレベルの情報でしたよな😍
    本当に、今すぐにでも聴きたいです!!ジェバンニは…ジェバンニはまだかよ…っ!!
    勿論、生演奏のパワーは計り知れないのですが、それはそれ、これはこれ。笑。
    記憶は薄れますよね、あんな短時間で怒涛のセットリストですし、噛みしめる暇すら…
    本当に、文アルは音源関連の頒布が充実してて嬉しいですし、羨ましいですね…鬼討ちも…ホロリ。

    ビール片手は失礼しましたww
    まだ時間あるかなっと思って写真撮ってたらマリさんからDMが…、すかたんっ!!

    どの曲もそれぞれアレンジと編成の素晴らしさ、恰好よさがありましたね。
    坂本さんのアレンジは、元の曲を崩してても芯の部分は変えないところに愛情を感じます。
    聴き手側として、そこは変えないで欲しい…て時もあるのですが、それを承知してらっしゃるのか、どのアレンジも、原曲通り…あれ…良く聞くと…全然違う…!?という驚きと楽しさがあって、音を扱う仕事って複雑ですごいな、巧みだなぁと感心しきりです。

    コンマスのソロ、カッコよかったですね~自分もあの手の演出大好きなので、滾りました✨
    そして同じく記憶が曖昧で…やはりもう一度聴かねば納まりがつきませんね…w

    朗読CDは、自分イチオシの白秋先生のは買うと決めてますが、もしそれで気に入ったら他の文士のも買おうかなぁと…試される白秋先生…w
    いや、きっとどれも素晴らしい出来なのは想像できるのですが…
    はい、色んなジャンルハシゴしてると銭が…ですw石油王に転職したい。
    織田作と多喜二も是非ですよね、今回ので、オファー来るんじゃないでしょうか…!!

    オーケストラの、すべての楽器が混じり合って一つになる感覚がやはり好きです。
    時に、一流の音楽は耳馴染みが良いので、どうしても眠気を誘ってしまうのが罪深いです;
    このまま眠りについたらどんなに気持ちがいいだろう…スヤァ…とならず本当に良かったw
    ホントCD早く聴きたいですね、続報、楽しみに待ちたいと思います(◍´ᗨ`◍)

    オマケのくず餅プリンもとても美味しそうです♪
    船橋屋のくず餅やあんみつは食べたことありますが、こちらは初めて見ました😄
    自分へまでお土産頂いてしまい、恐縮ですっ!!ありがとうございます~;;
    おやつに八雲なお茶を淹れて食べたいと思いますね~楽しみです…!!

    改めまして、お誘いとお付き合い、ありがとうございました!!
    素晴らしい演奏を共有出来て、坂本さんではないですが、宝物のような瞬間でした✨

  2. マリ | URL | 1JkepbtE

    秋実さん

     秋実さん、コメントありがとうございます。
     そして平成最後の夏に乾杯!!!! いや~お誘いできて本当によかったです。というのもピアノの方で1枚しか取っておらず、聴いた瞬間これ絶対次があったら2枚取ってお誘いしないとというレベル…! でしたので、念願叶ってよかったです!
     やったー! 武器ゲージもりもりですね!! 鬼千切・極で潜書しましょう!!
     リンクについてもすみません。いつも痛み入ります…!

     音源化荒ぶりまくりでしたよね!!!! あまりの喜びにむしろ声が出なかったというファンの方多かったのではないでしょうかね。終演後も「CD出たら買う~」とお話していたお客さんたくさんおりましたし、やはりジェバンニはよ…!!
     文アルは本当に音楽関連恵まれていますよね! コエテクさんはもっと音楽ファンいると思ってくれてもいいのでは…? と、思うのですがCDなどでの数字が…なのでしょうかねって急に黒い話に(笑)

     ビールむしろ大歓迎ですよ!!!! 明日呟きます!!!
     そしてDMも成功してホッとしました!

     アレンジについてですが、仰る通りというかそれですよねそれ! という感じです。大胆なアレンジになっていても原曲の持ち味や芯の部分は変えずにというのがどのタイトルの曲でも感じられますね。
     使用する楽器などにもよってアレンジの幅にも限りがあるのだと思いますが、その中でもというのをすごく感じます。自分もド素人なので、聞こえ方や限られたところを利用して、また今回のようにホールなども加味して色々と工夫を凝らされているのだなぁと改めてその複雑さと緻密さに感動と感心です。

     コンマスのソロかっこよかったですよね! あと個人的に燕尾服に激弱というのもありまして特に…(笑)
     白秋先生や秋水さんに着てもらいたい衣装です!

     朗読CD購入されるのですね!! さすが白秋先生、そして他の方のも購入される未来が見えますよ…!
     ハシゴは銭要りまくりますよね…特にソシャゲ絡むと桁違いに…。
     小野坂さんと小西さんも是非この次の弾でと思っております! すごく素敵でしたよね。あ、役者さんって本当に一瞬で役に入るのだなとも思いました。

     逆に眠くなるほど凄いということですし、奏者の方も嬉しいのではないでしょうか!
     特に憩や和はそのままおやすみ…な曲にもできますし、体験してみたいですね。CDで挑戦しかない!!!(笑)
     いやはや本当に今すぐCD欲しくてしょうがないので続報楽しみすぎます! TGSで続報聞けるといいな~とも思うのですが、それですと早いですかね…? あとはPC版の方が2周年迎えますよね? その辺りとかにお祝いで出たらいいなぁなんて思いも。

     くず餅プリン激ウマすぎでやばかったので是非! 賞味期限と気温の関係上持ち歩きはできなかったのですべて自分の胃袋に消えたのですが、最高でしたよ!
     フィナンシェの方もぜひぜひ~!! 美味しいですよね。
     あ、八雲で思い出しましたが梨に八雲(やぐも読み)ってあるんですね! びっくりしました。

     こちらこそご一緒できて本当に嬉しかったです!!!
     宝物のような瞬間ですよまさに!!! また色々なところでご一緒して頂けたら嬉しいです。

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