シドぴあを買いました

2019年02月15日

 ※上記画像はAmazonアソシエイトリンクを使用しています

 突然討鬼伝公式Twitterが動き、なんとこちらの「シドぴあ」に討鬼伝 極・討鬼伝2のサウンドディレクターである梅村祐玄氏が対談で討鬼伝のお話もしているというお知らせが!!!!!


 ええええええええそんなの買いますわ!!!!! というわけで寝起きで即行ネットショッピングだったのですが、こちらのムック本はシドさんの15周年記念というのもあり既にいたるところで完売の嵐どころか一部では倍の値段になっていたりと挫けそうだったもののHMVさんでは奇跡的に在庫があったので音速で注文しました。句読点がない文章ですが、まさにそんな感じで呼吸もせず探してたどり着いたという感じなのです。

 討鬼伝の音楽は坂本英城さんが携わっているため色々なコンサートで楽曲が拝聴できたり、坂本さん直々のトークがあったり2では坂本さんとKenKenさんの対談があったりと音楽面に関してもかなり豊富なのですが、コーエーテクモゲームスさん側でサウンドに携わっている方のお話が詳しく聞けるのは実に無印ぶりでは? と、思うのです。
 無印のときの中條謙自さんのインタビューが数ページに渡って特集されたときがあったのですが、その時もとても読み応えたっぷりで、「鬼の声ってそういう収録方法だったんだ…!」などなど面白かったのです。またああいうのが読みたいなぁ…と、思っていたらの! いや、他にも特集あったぞという方は教えてください…! 

 というわけで届いた瞬間まず真っ先にそのページを開いて拝読したのですが、一言で言えば買って大満足です!!!! オーディオコメンタリーだけでは物足りない! もっと読みたいんだ! という方におすすめ致します。公式Twitterでも記載されておりますが、2のサウンドやSEの話しなどが主です。バンドとしての目線やサウンドデザイナーからの目線の違いなどのお話もとても楽しかったです。
 オーディオコメンタリーもですがこういったインタビューなどのものがもっと増えたらいいなぁと益々思うような対談でした。SE音や今回は触れられておりませんが決定音(○ボタンや×ボタンなどの)のお話って普段なかなか聞けないですよね。あまりに聞き慣れすぎているその音すら作り込みがあってという部分は本当に興味深いので、やっぱりサウンドチームの方々のインタビューはもっともっともっともっと聞きたいです。文字や言葉でも知りたいのですよ…!!!


 以下、ぼかしてはおりますが内容に触れているので、自分で見るまでは一切何も知りたくないという方はご注意ください。





 さて、最初に謝らねばならないのが自分は歌をほとんど聴かない人間なのでバンドにも滅法疎いのです。シドさんも今回初めて知りまして、せっかくムックを買ったからには曲を聴かねばならんと、Sony Music(Japan)さんのチャンネルやプライムミュージックからシドさんを探して拝聴しました。というわけで、以下シドさんのバンドについて触れている部分は本当に初心者の感想です。

 自分は思い込みが激しい人間なので、何を勘違いしたのか勝手にビジュアル系のデスボイスばりばりのライブ中に楽器折りました系で…という感じかと思ったんですよ。あまり馴染みがないのでむちゃくちゃ緊張しながら再生ボタンをクリックしたらてんで違うではありませんか!(笑)
 マオさんの愛らしくもきらり光る個性と、母音は発せられるときに特に感じる太いかっこよさを感じる個性的なボーカルに、メロティアスな旋律に使用される音色も心に寄り添うような切なさあるものが多く、ドラムもギターもベースもtuttiで攻めるときも決して乱暴にならない、けれども迫力があってというとにかくこの「シド」というバンドに魅了されました。
 視聴やプライムミュージックで色々な曲を聴いたのですが、バンドの楽曲の基本的な路線は感じさせつつもかなり色々なテイストの曲があって思わず聴き入るばかりでした。実はこの感想も昨日あげる予定だったのですが、あれもこれもと聴いていたら…だったのです。「漂流」を聴いてはイントロむちゃくちゃ好きです!!! と滾ったり、「嘘」を聴いてはオケとバンドで聴いてみたい…! となったり、「エール」を聴いては元気にキンブレを揺らしたくなったり。



 自分はSony Musicさんのチャンネル内で聴ける比較的新しい曲の中では「いちばん好きな場所」というこちらの曲が気に入っております。特にサビの部分がとてもじんわりしてきます。自分は歌を聴いても普段は歌詞が耳に入ることはめったにないのですが、こちらの曲は真っ先に歌詞が耳に入ったのです。負けそうになったときに会いに来て、ここはいつでもあたためておおくからという歌詞と曲が本当にぴったりですね。バンドが奏でる音色と曲調と歌声が合わさったからこそだなと感じました。
 本誌の中にはファンの方がおすすめする曲で幾つもあがっていた「ミルク」や「御手紙」はファンの方がおすすめするだけあって本当にいい曲ばかりですね! 特に「御手紙」はこうして聴いているだけでも泣きそうなので生で聴いたら確実に泣くだろうなと思います。今の所、1番お気に入りの曲は「御手紙」かもしれません。

 なので曲を聴いてからムック本を拝見するとまた気持ちも違いますね。かなりボリューミーな本なので読み応えばっちりですし、ファンの方にはたまらないだろうと思います。自分はShinjiさんとマッキー牧元さんのラーメン話しを拝見してからめちゃくちゃにサッポロ一番が食べたくて仕方がありませんよ!! このレシピ見て作ってみたいと思います。
 とにかく色々なコーナーがございますが、数日前に知ったばかりの自分が感想を書くのも…という気持ちなので、対談部分のところについてのみ綴ります。


 今回はベース担当の明希さんと討鬼伝 極と討鬼伝2サウンドディレクターの梅村祐玄さんが対談しております。
 それぞれ楽曲作りということは共通することですが、梅村さんが表現する「デザイン」と「表現」という部分から既にのめり込むように読んでいました。実はここの部分でまだ冒頭も冒頭なんですよ。一気に惹き込まれる話題でしたね。
 梅村さんはサウンドデザイナーという肩書きなのですが、それがすでになるほど! となるのですよ、こちらを読むと。だからデザイナーなのかと。今まで作曲家もサウンドディレクターもすべてとにかくサウンドチームという括りで意識していた自分ですが、梅村さんの表現のお陰でそれぞれの肩書きでどのような違いがあるのかなどが浮かびやすくなりました。

 ゲームの曲やアニメのタイアップの曲であればそれぞれでどういった音楽・世界観というのもが提示され、その中から作り上げていくというものもあり、条件がある中でというのが得意であったり、縛りがない方が得意であったりとやはり色々な方がいるというのも改めて感じました。
 梅村さんも触れていますが、ゲーム音楽ではムービーなどでその動きにあったように時間を合わせて盛り上げがくるようになども作曲される方々はしっかり計算もされておりますし、改めて色々な方の芸術が組み合わさってできるものがゲームなんだなと感じます。もちろんバンドもそれぞれの楽器のプロやその方だからこそのオリジナリティがあってそれが合わさって一つの芸術に、ですよね。

 討鬼伝2のサウンドチームの体制についてもありまして、そんなに少ないんだ!? とまずなりましたよ!
 しかもボイスの数の具体的な数を見て、それをこの人数で!? と、更に驚くのですが、フルボイスゲームの場合ボイス数が数万いくというのを見て言葉がなくなりました(笑)さっきから「それをその人数で…」としか言ってないな自分ってなっているのですがそれしか言えないんですよ。
 だからこそ1人の担当曲数も凄いですし、それをこのゲームだけでなく他にも色々なんだから本当に引き出しが多くないと、何でもできないとできないんだなぁ…と、しみじみ思いますね。自分のように思い込んだら一直線! これだけ!!! という人間にはまったくできない業種だなというのも学びました。

 そして面白いのがバンドとゲーム音楽の違いの1つであるとある部分、でしょうか。あああ、そういえば普通の歌や曲ではそう考えない! となりました。明希さんもそれをするという観点で曲を作ったことがないと仰っておりましたが、確かにそれをするかしないかで全然変わってきますよね。もしバンドでそういうのを作るとしたら一体どういうものになるんだろう…とも少し気になった部分です。

 また、リテイクのお話も出ていました。
 ゲームの場合、音楽に携わる人間のみで構成されているわけではないので意図を汲み取ったりして形にしていく部分もあるということで、これまた素人からしてみると摩訶不思議な世界でしかないと常々思うんです。完成品をゲームで聴いているわけですが、まさにぴったりですよね! 当然最初から正解が提示されているわけではなく、音でもなく文字で出される指示でここまでぴったりになるということが不思議でしょうがないです。
 だからこそ、梅村さんも仰っておりますがキーの曲があってその曲やフレーズが手掛かりになって、という音としての世界観作りになっていくという過程がただただ凄いとしか言えないのです。

 もう既にこの本このお値段でいいのかな? 倍でも全然なのでは? となるくらいに目を輝かせて読んでいるのですが、ここから更にありがとうございます!!!! と、明希さんと梅村さんの方へひたすら拝み倒したいという感じになるのです。それが効果音のお話です。
 和風ハンティングアクションが討鬼伝シリーズのジャンルなので、回避音はそれこそ何千、何万回って聴いているんですよ。なのに自分にはあれが1つの音にしか聴こえていなかったと! なんという情けなさ!! という感じになるのですが、とにかくすでに回避音だけでそこまで緻密に作られているのか!!!! と、感激しました。今までボイスとBGMばかり音量を上げて、SE音を下げまくっていた自分にヤチギリアタック食らわせたくて仕方がないですね。大変失礼致しました。これからはSE音もMAXにしたいと思います。というか1度ボイスとBGMを消してSE音MAXでひたすら堪能するということをせねば!
 更には2のポイントである「鬼ノ手」のあの爽快で気持ちのいい効果音も梅村さんが作られているという事実が! あの絶妙な効果音がたまらないのですが、その効果音もそれぞれのとき(走っているとき、飛んでいるとき等)で異なっているということでやっぱりSE音MAXで鬼を討たねばと心に誓うのでした。

 その後は音作りについての話題も。高価な機材だからいいというわけではなかったり、楽器の組み合わせによって良さが広がったりそうではなかったりなどなど音も本当に無限ですよね。梅村さんがシドさんの音の幅が広いと仰っているのですが、おっしゃる通りですよね。あれもこれもと色々聴きましたが、多種多様な音を使われていてでもシドさんの世界を感じられてと凄いなぁととにかく聴き入りました。シドさんの音のこだわりや明希さんの経緯なども触れられていて、15年の重みを感じました。
 そこから派生して梅村さんもギターを弾かれるというお話が。え!? ではMASAさんとダブルギターで木下さんベースでωさんライブいけるのでは!!? と、ついつい思ってしまうのですよ…! あのライブよ再び…とひたすら夢を見つつ、サウンドチームの方はまさに何でも屋なのだなと知りました。曲を作って自分で弾いてエンジニアリングまでって1人で何人分の役割を!? ってなるではないですか。凄すぎます。明希さんもお話しておりますが、バンドの方々も皆さん同じということは音楽ができる人というのは本当に器用で切れ者なのだなとしか思えません。聴くしかできない人間には雲の上の人々ですよ、本当に凄すぎます…!

 そして最後の〆には「是非実現する日がきますように!!!!」となるお話でした。次の展開を心待ちにしておりますが、その展開で色々なことがあったら面白いですよね! 自分はこの本のお陰でシドさんに出会うことができて、とても素敵な歌に出会えて本当に嬉しかったので、今度はシドさんのファンが…となったら嬉しいですね!


 数ページの対談はファンにはとにかくたまらないものでした。数々のお写真も御二人が楽しそうにという姿が映っていて、拝見していて幸せでした。次は3で再び対談が…という日を夢見て待ちたいと思います。そしてシドさん、結成15周年おめでとうございました! 梅村さんの今後のご活躍も楽しみです!
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