キャサリン・フルボディ Symphonic Concert感想

2019年11月28日



 キャサリン・フルボディ Symphonic Concert
 http://jagmo.jp/lp/fullbody/

 2019年11月24日(日)すみだトリフォニーホール 大ホールにて「キャサリン・フルボディ」の熟成のオーケストラコンサートが開催されました。
 毎度お馴染みのような気がしますが、最高によかったです!! むしろ想像以上に良くて、これ1公演だけなんてもったいなさすぎる!!! と、本気で思いました。上記動画で少しだけ聴けますが、最高すぎません!!? 最高でした!!!! 書いている今も鼻息荒すぎて息切れ起こしそうなくらいですよ。
 個人的にサックスとエレキ系が入るオケ編成やジャズアレンジが大好きだというのもあり、奏者の方が揃ったところで、「は? え? まじ? 死ぬ」という心境でした。フルオケにビッグバンドに2台ピアノですよ!? この文字だけでも極楽浄土でしかないと。キャサリンは未プレイで…という方にもおすすめしたかったです。本当に本当に本当に良くて、終わったあとすぐには動けず。余韻を楽しみながら夜景の綺麗な錦糸町の街を歩くのもよい思い出になりました。

 そんなわけでキャサリンもとてもいい曲ばかりで、いつか生で聴けたらなぁなんてぼんやり思っていたらの開催で、発表当時はヴィンセントが起きたときに隣に浮気キャサリンがいて驚いたところまでは行きませんがそれくらいに驚いたあと喜びまくったのも懐かしい思い出です。
 そして今回の演奏はJAGMOさんです。今まで意外とJAGMOさんと縁がなく、今回が初めてでした。今回指揮を振られる松元さんはゲームタクトさんで拝見しているので、今年の松元さん率は高めに。松元さんはMCも楽しいですし、もっと拍手! というアクションが楽しくて手が痛くなるくらいに毎度拍手してしまいます。実際に演奏も素晴らしいので当然なくらいですが。
 さて、キャサリンのBGMはゲーム同様、とにかくグラスを傾けながら聴きたくなる曲ばかりなんです。若いときに聴いても、いい曲だなというのは変わらないと思いますが、歳を重ねるごとに深みが増すような気がしています。
 しかし1つだけ難点がありまして、ダッタン人の踊りやバーバ・ヤーガを聴くとキャサリンのパズルシーンを思い出して「うっ…」ってなるんですよね(笑)そこだけが…!

キャサリン・フルボディ Symphonic Concert

Opening
『沈黙の羊たち』『It's a Golden Show』『YO』

Symphonic Catherine: Full Body
Symphonic Catherine: Full Body (Mov. 1)
『ゴールデン遊戯劇場』『ルウ』
『ホルスト 「組曲 惑星<火星>、<木星>」』

Symphonic Catherine: Full Body (Mov. 2)
『情事ワシントン』『ブルックスはかく語りき』
『迷える子羊』『羊ヶ峰』『R30の憂うつ』

Symphonic Catherine: Full Body (Mov. 3)
『Have a good day』『回想』
『Tomorrow』『恐怖』『蟻』『修羅場』

Nightmare
『ベートーヴェン 「交響曲 第5番 ハ短調 <運命> 第3楽章」』
『ドヴォルザーク 「交響曲 第9番 ホ短調 <新世界より> 第1楽章、第3楽章」』
『ムソルグスキー 「組曲 展覧会の絵 鶏の足の上に建つ小屋
バーバ・ヤーガ(バーバ・ヤーガの小屋)」』
『ボロディン 「ダッタン人の踊り」』

- - - - - - - - - - - - 休憩 - - - - - - - - - - - -

♂と♀のラムゲーム
『♂と♀のラムゲーム』

ジュークボックスメドレー
『Wake Up, Get Up, Get Out There』『Large Map - Real Universe』
『Memories of the City』『Burn My Dread』

管弦楽とジャズバンドのための組曲
《女は海》
『Good Morning, New Day』『迷える子羊』
『めざめ』『可能性への扉』

《時をかける花嫁》
『ブルックスはかく語りき (Smooth Jazz ver)』
『ウフフ♡』『迷える子羊』『喪失』『回想』
『Good Morning, New Day』

《世界は二人のために》
『ブルックスはかく語りき (Smooth Jazz ver)』『賛美歌 (申請中)』
『ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ 第14番 月光 Op.27-2 嬰ハ短調 第3楽章」』
『ヘンデル 「<メサイア>ハレルヤ・コーラス」』
『その正体は?!』『めざめ』『Tomorrow』『歓喜のオルゴール』

 今も昔もパズルゲームが大の苦手なので、キャサリンも最初はジャンルでプレイすることがなく。その上めちゃくちゃ難しいと聞いたら余計にだったのですが、フルボディになって救済コースがあると聞き、体験版が配信されてプレイしたところお話が気になりすぎる上にキャラクタがみんな良くて即予約したのでした。それくらいの変化だったのです。やはり食わず嫌いはいかんですね。ちなみに自分は恋人キャサリン、浮気キャサリン、リンの中ではリン派です。それぞれのキャラクタの中で特に好きなEDもあるのですが、リンですかね~。ジョニー的にも…!

 ちなみにこの今も昔も~からの部分は演奏前に打っていたものなのですが、この演奏会ネタバレオンパレードというかこれいいんですか!? という感じでEDまで拝めました。リンルートがずばり上に書いている自分が好きなルートです。
 しかしながらEDはキャラクタにつき複数あるので、そのルートできたか! というのも含めて楽しかったです。途中端折られている部分もありますし、気になった方にはゲームも是非!! 個人的にはグロテスクな部分がカットされていてホッとしました。血が見れないので(笑)あんなのどでかいスクリーンで見たら卒倒でしたよセーフ。
 しかしパズル画面見ながらの演奏は気が気でなくてというかああああああゲームオーバー!!! という悪夢も蘇ってくるので一部記憶が完全に飛んでいます(笑)まさか演奏を聴いているはずなのに修羅場を味わうとは…! いえ、修羅場なキャサリン・フルボディですしちょうどぴったりな演出ですね!


 以下、続きに。ざっくりとした感想です。※2020/06/03 公式動画を添付しました
 スマホの方はmoreの部分を押して頂くと、隠れてしまった部分が出てくる可能性がございます。






 すみだトリフォニーホールの大ホールだったので2階に上がります。この日も途中までは生憎のお天気でしたが、雨には1度も当たらず。座席は上手側だったのでサックスやギター等が拝めて嬉しい席になりました。
 座っていると途中でアナウンスが流れ、キャサリンをプレイしているとひたすら呑みたくなるラムコークを販売していると言うではありませんか! 早速1杯引っ掛けに行こう~と、2階にある北斎カフェへと移動しました。こういうコラボは嬉しいですね! しかもラムコークで喉を潤したあとにコンサートを聴けるとかなんという嬉しい展開。全然知らなかったのでとてもありがたいものでした。
 まぁコンサート前だしコーラメインなラムコークかな~と、一口飲んだらしっかり効いているではありませんか! これはヴィンセントのように千鳥足になってはいかん。エリカさんいないからカフェを出るときに声かけてもらえないぞ! と、思いながらもごくごく飲むのでした。仄かに酔いもある中で極上のオケを味わえるというのは素敵な試みですね。


『沈黙の羊たち』『It's a Golden Show』『YO』

 どういう感じで始まるのだろう…と、思っていたら起動したところから始まりました。そもそもこの『沈黙の羊たち』がまずずるいんですよ。ピアノずるい!!! ピアノの中でジャズピアノが1番好きな自分にとってはもうそれだけで感極まるのでした。
 更にキャサリン・フルボディでも起動画面はピアノの鍵盤をメインにというデザインにもなっていて余計に荒ぶるものが。更にピアノと言えばリンでもあるので、このコンサートでもピアノは超重要なパートでしたよね。

 その上、『YO』ではラップ担当のL-VOKALさんの生歌付きですよ!



 映像も楽しみながらの演奏でした。しかし基本オケなので楽器主体なのですが、そこにラップが入ってというこの『YO』はとても新鮮で、このバージョンのCDも売って欲しい! と、なるのでした。


『ゴールデン遊戯劇場』『ルウ』『ホルスト 「組曲 惑星<火星>、<木星>」』

 ミッドナイト・ヴィーナス! な、石田☆ルウも大好きな自分なので、このメドレーは内心ガッツポーズでした。石田☆ルウは一目見たら絶対に忘れない風貌だと思うんですよ。そしてジャンルが違いので書くのもあれなのですが、戦国無双で溺愛している小少将ちゃんに通ずるものが主に髪型にあって大好きです。あと妖艶なところもですが。
 さて、『ゴールデン遊戯劇場』と言えばパロディで! 最初にあのムービーがゲーム中で流れたときは笑いました。なるほどこの手が! 聴き馴染みある方も多いと思いますし映像もニヤッとしてしまいますし、そしてそのメドレーという絶妙な局になっているのですよね。個人的にはルパンのような部分が大好きで、金管楽器がジャージャー吹くのがたまらないのでした。
 『ルウ』ですが、ジャズピアノが最高です。他の曲でもピアノが美味しいキャサリンシリーズですが、何度も聴く分一見控えめなように感じる旋律なもののでも忘れないものになっているイメージです。半音の動きが一度聴いたら忘れない旋律と言いますか、ルウのイメージにぴったりすぎて曲名がすとんと入ってくるのでした。
 そしてジャズに欠かせないギターやベースやドラムも最高に熱かったですし、都合上マイク入りなのでどの楽器の音も聴きやすいというのは凄く嬉しい仕様でした。互いを潰し合わないようにという調整お疲れ様です! としか言いようがなく。

 そこから情事ワシントンへいくのかな~と、思いきやのホルストでした。最初から客をバベルに登らせるという仕掛けがさすがルウさん! となりますが、そういえばヴィンセントも最初訳のわからないままに夢の世界で…でしたね。追体験させてくださるとは!
 キャサリンはクラシック曲も多いので馴染みのある曲がキャサリンらしいアレンジで楽しめるというのは凄く良いところだと思うのですよね。なかなか普通の演奏会でアレンジ版を聴けるというのはないですし、しかもアトラスさんのサウンド部隊ですよ。大歓喜!


『情事ワシントン』『ブルックスはかく語りき』『迷える子羊』『羊ヶ峰』『R30の憂うつ』

 さて、いよいよ『情事ワシントン』へ。何と言ってもリズムがかっこよすぎる曲ですよね! 最初の1秒からノリノリになれる曲です。フルオケの演奏会なのでじっとして聴いておりましたが、家で聴いていたらヘドバンまではいかないですけど身体でノリノリだったと思います。どの曲か忘れてしまったのですが、1回だけエレキの方々に合わせてがたっとやってしまって「しまった!」となる、それくらいな演奏会だったんですよ! 本当に再演してほしいです…。
 自分の話はさておき、この曲は弦楽器のピチカートも好きな部分なので実際に拝めて嬉しかったのでした。

 出ましたよ! 酒のんでぐだぐだ~っとなる名曲、『ブルックスはかく語りき』これを聴くと「ラムコーク!」とエリカさんに注文したくなるプレイヤーが大勢いると思うのです。かくいう自分も、これが流れるとパブロフの犬状態で「ラムコークか六海山を!」となるのでした。いや~これはやはり八海山呑みながら聴くべきだったのでは? なんて思うので家でプレイしながら味わうとします。
 それにしても会場がストレイシープに一瞬に変化する曲だと思うのです。客の我々は悪夢を見ないようにしないとですね…プログラム追うごとに人が減らないように…!(笑)
 
 ゲーム中でもかなり聴くことになる『迷える子羊』と『羊ヶ峰』『R30の憂うつ』の3曲ですが、この3曲をセットにしましたかー! と、ある意味ひざポンでした。なんせ曲名通りの憂鬱さに迷いにとひたすらうなされたり、悪夢だったりどう嘘を突き通せばいいのかなどから出てしまう挙動不審さ。ヴィンセント感てんこもりの曲3つだと思っています。
 自分はヴィンセントに途中から感情移入したようで生きた心地がしないゲームだったのですが、だからこそこの3曲は色々な意味で刺さりますね(笑)他人事だと思って遊ぶのが大正解だと思うゲームなのでした。
 曲の話に戻りますが、『迷える子羊』を聴くとピアノの力強い弾き方で覚悟やしっかりと自分の気持ちを定めてというヴィンセントの様子も浮かぶのですが、どうにもこうにも恋人キャサリンの爪でテーブルを叩く音が流れていないのに脳内で流れる恐怖が(笑)マイク入りのオケで聴こえるはずがないのに幻聴が! そこからの『羊ヶ峰』のあのぐるぐるとひたすら悩ませる旋律に、『R30の憂うつ』で更に心の奥底を覗かなければならないような旋律で物凄くキャサリン・フルボディの世界を堪能できるのでした。生演奏でとても嬉しいのに逃げたくなるような感覚はこれが初めてです。


Have a good day』『回想』『Tomorrow』『恐怖』『蟻』『修羅場』



 キャサリン・フルボディの曲で最も好きな曲が『回想』なのです。イントロが流れた瞬間心の中ではスタンディングオベーションでした。プログラムが発表されたときにも、「回想があるやった!!! もう既にチケット代の価値はこの1曲だけでも!!!」という荒ぶり具合だったのです。基本修羅場ということで、それこそ今まで聴いたようなぐるぐると悩む思考で支配されそうな曲だったり、大人という言葉がぴったりなジャジーな雰囲気の曲が多い中、珍しくホッとしたり穏やかな曲なんです。音の1つ1つを愛おしむかのような旋律と優しい弾き方に温まる曲です。個人的に全部生の楽器で演奏されたこの曲がより好きになったのでCDでほしいと切に思うのでした。

 そして『回想』と並ぶくらい大好きなのが『Tomorrow』です。
 今回の演奏会もフルボディということで至るところでこの曲が使われていて、仕切り直しだったり、出会った当初のリンの演奏だったり、どのアレンジも本当に素敵でした。今回ピアノはお二人の奏者ということで最高に贅沢だったんです。
 しかも今回、入り方がしっかり最初のリンのピアノからなんですよ。全員が目をそらすような演奏…そこから徐々に上達していき、他の楽器も加わってという壮大なアレンジに目頭が熱くなりました。
 さて、単純にこの曲がいい曲というのもありますが、リンルートのお話とこの曲の全体の作りが似ているとも思っている人間です。きらきらした始まりは、愛らしく笑顔が眩しいけれども不思議ちゃんというリンとの出会いにそっくりで、記憶がない中、バベルにも現れてヴィンセントや悪夢に苛まされる客たちをピアノで励ますも、自分には何ができるのかといろいろと悩む部分、そして衝撃の正体にヴィンセントが思わず…というところ、それでも…という2人の愛が紡ぐ大団円。ラスト部分のピアノならではの和音が生み出す迫力が大好きですし、EDにもぴったりで。
 自分がピアノを弾けたら弾きたい…と、思わずなる曲です。そして確か、演奏会でもピアノのどソロから始まって楽器が重なっていってという構成だった気がしてその編曲も凄く好きでした。

 は~幸せなフルボディの曲たちだなと思っていたら突き落とされるのがまさにキャサリン・フルボディ!
 突然の『恐怖』『蟻』『修羅場』のヴィンセント悪夢の3本立て! 先程の迷える~からの3本立てよりも更にエグくなっております。この頃になるとヴィンセントに感情移入すると胃が痛むというか逃げ出したいというか早く楽になりたいけどバベルで死にたくない、早く正直に…いやでもどちらもあああああというようになるので、やはり他人事プレイが1番推奨されますね!(笑)
 特に『蟻』の部分は一緒にいるのはあの人なのに、その蟻がたかる贈り物はあの人からでというこの最低な展開というのもあり落ち着けないですね! 生演奏は最高なのですが、如何せんお話を思い出すわ、大スクリーンにムービーが流れていてこんなに気が気でない演奏会初めて! という体験をしました。


『ベートーヴェン 「交響曲 第5番 ハ短調 <運命> 第3楽章」』『ドヴォルザーク 「交響曲 第9番 ホ短調 <新世界より> 第1楽章、第3楽章」』『ムソルグスキー 「組曲 展覧会の絵 鶏の足の上に建つ小屋 バーバ・ヤーガ(バーバ・ヤーガの小屋)」』『ボロディン 「ダッタン人の踊り」』

 そして毎晩の悪夢はひたすら…ということで、バベルで流れるクラシックシリーズでした。思うのは、なるほどバベルに似合うなという選曲&アレンジです。原曲を大事にしつつ、そこでギター使いますか! 最高です! となったり、ヴァイオリンとギターの掛け合いなど含めて生演奏は更に熱かったです。
 ドヴォルザークも絶対2楽章なわけがないというチョイスがツボでした。そして上でも書きましたが、聴くとこのゲームを思い出して焦るようになったバーバ・ヤーガへの流れ。ですが、ダッタン人で救われるのですよね! 必死は必死なのですが、後もう少しでゴール! となれるのが。あとは確かダッタン人だと思うのですが、オーボエとフルートのそれぞれのソロが好きです。


『♂と♀のラムゲーム』



 休憩後はラブゲームではなくラムゲームからスタートでした。
 この曲、入りがすんごい渋いと思っています。昭和感というか、カラオケの時代を感じる映像を彷彿させる入り方と個人的に思っているのですがそこを超えてすぐに「あ、ペルソナ」って思うのです。凄くP4の『SMILE』思い出すんですよ。多分ピアノの和音という部分だけなのですが。
 哀愁漂うヴィンセントの背中…と、思わず想像してしまう曲です。

 そういえばどこだったか完全に忘れているのですが、どこかでワーグナーもやりましたよね? 流れた瞬間、クラシカロイドのワーくんが浮かんだので記憶違いでなければ演奏されたと思うのですが本当にどこでだったか…。そしてこれまたどの曲かすらも完全に忘れているのですが、オーボエのソロで特に1つ、この人この部分大好きなんだろうな~(もしくは大得意なのだろうな~)と思わずにはいられないところがあったんですよね、どこだったか…。生演奏ってそういうのも凄く伝わるのも面白さの1つだなと思いました。
 流れで各楽器の思い出を書きますが、トランペットやトロンボーン、ホルン等の金管楽器の方々は終始美味しかったですね! ストレートミュート大活躍!!! というイメージもあった今回の演奏会。ハイトーンでキツイだろうな~なんて思わせない唸るソロの数々は圧巻でした。そしてサックス部隊の後ろのテューバの方にももちろん注目で。ベース部分ということで、テューバの方もですがコントラバスの方々も美味しすぎましたね。マイク入りなのでより聴きやすくて、普段ベース部分がよく聴こえるヘッドフォンや調整が好きだという自分にはありがたさしかなかったのでした。
 弦楽器も素敵でしたよね~!! 特にコンマスが鍵冨さんで驚きました。昔、鍵冨さんが音コンで1位取った年の受賞者発表会を聞きに行ったんですよ、なんで行ったのか忘れましたが…。あのときの凄い人が更に凄い人に! と、また感動したのでした。全然演奏に関係ない話であれなのですけど…。
 あとはやはりギター&ベースなエレキ陣ですかね!!! ノリノリかつ音色でも両方の意味でとても目立っていて素敵でした。ソロの弾きっぷりもその都度拍手したかったくらいです! 自分も音楽の才能があれば以下略。


『Wake Up, Get Up, Get Out There』『Large Map - Real Universe』
『Memories of the City』『Burn My Dread』




 ジュークボックスメドレーがきました。P5、メガテン3、P3のメドレーだったのですが、これがまた激アツでした。
 特に『Wake Up, Get Up, Get Out There』はその調できましたか!! という新アレンジに目も耳も釘付けです。楽器だからこそ映える調だったと個人的には思っているのですが、金管楽器やサックスに負けない弦楽器部隊も凄く良くて、それぞれの楽器にとってよい調だったかは分かりませんがとても印象的でした。よりショウタイム! っぽさがある怪盗団と言えばいいですかね、色で言うと黄色で、明るさと爽やかさがよりある怪盗団な調だな~と思うのでした。
 それからどの曲だったか忘れてしまったのですが、今回1番印象的だったのがサックス部隊で基本吹かれる曲では全部最高です!!!! だったのですが、特によいところがあったのです。それがめちゃくちゃ笑顔でソロ吹かれる所だったんですよ。サックス部隊の方々で「やれよ~!」的なノリですんごい笑顔なんですよ。指揮の松元さんもそうだったりして、奏者の方々も凄く楽しんでおられるんだなというのを感じて良かったです。そしてそれらをしっかり収めるカメラマンさん。更にそのノリで完璧にジャジーなソロを吹ききるサックスの皆さん!!! 最高でした。確かアルトからバリトンまであったと思うのですが、どの方も最高でしたね!!! やっぱりサックスは最高だ…自分に音楽の才能があればサックスやりたい!!! と思うくらいに惚れ惚れするのでした。個人的には上手側のテナーかバリトンの方ですかね? ソロ痺れまくりました!! 心の中でスタンディングオベーションでしたよ!!! あと他の方ですがシルバーのサックスの方もいらっしゃったのですが、映えますね~! ピンクシルバーも素敵だと思いますし、カラーリングもどれでも素敵なサックス…と、思う信者の戯言でした(笑)

 そこから続くのはメガテン3です。メガテンはプレイしていないのですが、かっこよすぎるアレンジでしたね! あとでファンの方からマップ曲というのを教えて頂き、「え!? これでマップなの!? この曲聴いたまま進めないんじゃ!?」と、思わず書きそうになるくらいでした。

 ここまでの迫力ある2曲で痺れまくりでしたが、後半はシリアスな展開に。P3からの2曲でしたが、P3はずるいですよね!!!(いい意味で)泣きそうでしたもん…。シリーズにそれぞれ熱い曲とシリアスな曲がもちろんありますが、中でもP3のシリアスな曲は特にグッとくるものがあります。『Memories of the City』のあの部分にくるとつい『キミの記憶』になるのですが、その部分でキタロ~~~(号泣)になるんですよ反射的に。きっと分かって下さる方ばかりだと思っているのですが、同じオケメンなのにここまでもガラリと変わるのか、という部分も印象的でした。
 更にずるいのが最後が『Burn My Dread』なんですよ。OPじゃん! 始まりじゃん!! ってな風になるわけです。OPから始まってOPに終わるという構成にも激しく大興奮だったのですが、これがまたアレンジが最高でして…。普段はすぐにゆみさ~ん! という感じでキンブレぶんぶん振りたくなるのですが、今回はそういうのが一切ないというのもまた凄く印象的で、同じ曲でもアレンジと編成でこうも印象変わるのだな~と新発見でした。

 何度も書いていますが、1回きりというのが演奏会の一期一会の醍醐味だとも思うのですが、自分の脳みそではどうしても忘れてしまうのがもどかしいです。ずっと覚えておける演奏会専用の脳みそが欲しいです。それはそれで感じ方が変わりそうではあるのですが。


『Good Morning, New Day』『迷える子羊』『めざめ』『可能性への扉』

 ここからはそれぞれのヒロインたちのとあるEDを追うというメドレーとムービーでした。ネタバレ全開だったので詳細は伏せます。最初は恋人キャサリンのとあるルートでした。
 最初の『Good Morning, New Day』は、キャサリンでも珍しい最初から最後まで明るく太陽のような曲です。希望に満ち溢れている曲ですね! そんな曲が珍しいというのもキャサリンらしくて好きなのですが。
 しかし続くのは『迷える子羊』ということでどんどんヴィンセントにとっては辛い展開に(笑)むしろこの前でヴィンセントのあのルートが流れたので、そこ流すんだ!? という意味で笑いそうになったのですが、なるほどあれがあってこそのこのルートという感じでなるほどなと分かったのでした。
 恋人キャサリンのルートでは実はこのEDが1番好きだったりします。どうしてもキツイイメージがあるので、でも心配だったり不安だったり焦りだったりでそうなるのも分かるんだよなぁ…とは思うのですが、幸せになってもやはりそういうイメージが若干拭えず。そんな中で新たな道へ踏み出すこのルートのキャサリンは凄くきらきらしていてより魅力的なんです! あ、本来こういう人だったのかなと。どの未来が本当に幸せなのかは分かりませんが、キャサリンの持っている能力と元々の素材の良さが最大限活かされたこのルートが1番魅力的で気に入っています。
 続く、『めざめ』がヴィンセントにとってはアレですがキャサリンにとって最高ではありませんか! 輝かしい未来しか待っていないというこの現実。歌うように弾かれるピアノと幸せの波を運ぶような弦楽器のロングトーンに穏やかになれる曲です。
 そこから『可能性への扉』で爆笑するんですよ! 笑っちゃいけませんが、他人事ですからね(笑)ショパンの革命を彷彿させるこの曲、キャサリンにとってはまさに可能性への扉になって最高なのですが、ヴィンセントにしてみれば閉まったままがいいのかなとも。激しく壮大な曲でもあるので一層悲壮感も漂うのですが、そこがいいですね! 大好きです。やっぱりキャサリンはこのルートが好きです。


『ブルックスはかく語りき (Smooth Jazz ver)』『ウフフ♡』『迷える子羊』『喪失』『回想』『Good Morning, New Day』

 浮気キャサリンはストレイシープから始まり、これまでのプログラムでも流れた曲が何曲か。しかし同じような流れではないのでまた新鮮です。それにしても『回想』が2回聴けたのは儲けものでしたよ! しかもアレンジが異なるという大サービスっぷり、基本的に複数回演奏されている曲はそういう形だったと思います。しかしこのルートでの回想は複雑な部分なので、すっきりとなれないというのもまた味ですね。
 『ウフフ♡』は記憶違いでなければトランペットの方のソロがとにかく印象的だったのですが、違っていたらすみません…。それにしても浮気キャサリンにぴったりすぎる妖艶な曲だと思います。

 そしてここで初めて『喪失』が。お馴染みの旋律ですが、印象違いますね。実はこの曲最初に曲名を知ったときに凄く意外だったのです。明るいので。しかしこのプログラムの浮気キャサリンルートがそれか! となりまして全部ぶっ飛ぶのでした。このルートは凄く泣きそうになります。ギャグ的な意味で某ルートが好きなのですが、このルートが1番心に残っています。詳しく語るとネタバレになるので書けないのがもどかしいですが、こうまでしてくれて…という嬉しい思いと、それを見つめる恋人キャサリンの寂しそうにも見える視線がぐっさり刺さって複雑なのですが、しっとりくるルートでした。恋人キャサリンの心情を思うと辛いので考えずに…(笑)


『ブルックスはかく語りき (Smooth Jazz ver)』『賛美歌 (申請中)』『ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ 第14番 月光 Op.27-2 嬰ハ短調 第3楽章」』『ヘンデル 「<メサイア>ハレルヤ・コーラス」』『その正体は?!』『めざめ』『Tomorrow』『歓喜のオルゴール』

 最後はリンの大好きなEDでした。ジョニーファン的にもと書きましたが、あの部分もしっかり拝めたので「ジョニー!!! よかったね!!!」となりました。
 こちらは途中の展開が衝撃というのもあり、月光のアレンジが光りましたね。というか月光のアレンジはかなり好きでして、元の良さはもちろんありつつオケ+エレキ系になるとこうも厚く熱くなるのか! と、これが生で聴けたのも凄く嬉しかったです。コーラスはなしでしたが、それでも壮大さは変わらず。その流れの中、壮大さというよりかは「でかい!!!」と、話的になってここも笑うのですが『ハレルヤ・コーラス』で、頂上まであと少し! 頑張れ!! と、必死で応援する部分も。そういえば賛美歌やハレルヤで歌がなしというのはかなりレアなのでは?!
 それから、キャサリンではバベルを登っているときにゴール近くで鐘が鳴るのですが、それがしっかり再現されていることに驚きました! 嬉しい演出だったのです。ちゃんとゲーム画面もゴールが近くてという流れなのです。しかも曲に無関係に、カーンカーンと鐘が鳴るのでお互いに引っ張られないように演奏される方々のプロの技に感動するのでした。
 このあとの『Tomorrow』はたしか最初から完璧なリンの演奏だったと思うのですが、自信がありません…。幸せなEDを迎えるにぴったりの曲ですね。その次の『その正体は?!』で大笑いなのですが。会場でも映像と共に笑い声が少し漏れていましたよね!? 自分もフフフとなりました。あの駄々こねっぷりがかわいいのなんの。
 そして〆は季節的にもぴったりな『歓喜のオルゴール』ということで第九でした。来月、休みと体力さえあれば久々に第九も聴きに行きたいと思う圧巻の演奏でした。やっぱりこの曲は歓喜に溢れる曲ですよね! 全公演が終わってしまうのは寂しいのですが、この〆というのがまたEDと同じく心の写真に残るような1シーンになるのでした。


『The wolf’s we’re born to be!』



 アンコールがまさかの『The wolf’s we’re born to be!』で、ぎゃああああああですよね!!!! 1曲だけだったのですが、むしろこれは1曲だけが正しいくらいにかっこよすぎました。ボーカルなしなのですが、ありすぎるというかボーカルはボーカルでかっこよくて、この編成はこの編成でかっこよすぎるんですよ!!!!! これはもうとにかく字では全然伝えられず…。この1曲だけでもなにかなにかでーーーーー!!!! と、ひたすら思うのでした。
 その上、ゲーム中のスタッフロールが今公演の奏者さん方だったり携わった方々のお名前だったりという演出! これも凄くよかったです。映像はしかもリアルタイムなんですよ。細かな演出含めて隅から隅までキャサリン・フルボディを味わえて幸せでした。まさにフルボディな味ですね!
 いやしかしアンコールでこの曲が来るとは…。最初から最後まで全力全開なんですけど、聴いているこちらも同じ気持ちでした。最後の最後に改めてトドメさしてくるJAGMOさんに盛大な拍手を!!!!



 というわけで最高だったキャサリン・フルボディのコンサートでした。いや~これは本当に1度だけというのはもったいなさすぎるので、何卒何かで…!!! というかゲームタクトさんで今度はキャサリンも要望出さねば!!! ともなるのでした。
 初めてのJAGMOさんがキャサリン・フルボディで凄くよかったです!! これからも応援しております。
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